改めてこの賞を誇りに思うと同時に、私自身もこの賞の名にふさわしい人物にならねばと身の引き締まる思いです。「私心なく世のために」というのは全ての活動に共通してあるべき思想であると考えました。私も将来的に選んだ自分の道の中で、この思想を忘れることなく精進したいと思います。
 
 現在は社会基盤工学、特に海岸工学を専攻しています。2013年11月の台風ハイヤンによって被災したフィリピンサマール島東海岸における波の物理挙動を扱っており、現地調査、実験、シミュレーションからアプローチしています。将来的には日本のインフラ輸出を通じて現地の人々の生活改善と日本経済の両者に貢献できる人材になりたいと考えています。
 また、研究と併行して数々の海外派遣や留学に参加しています。各国で出会う学生や教授らと学問のことから国際関係や人生観まで語りあうことで、いつも刺激を頂いています。分野は異なりますが、私も先生と同様の思想を持ち世界の第一線で活躍できるよう日々努めたいと思います。この度のノーベル賞受賞、本当におめでとうございました。
 
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