教育理念
Our Philosophy

開智学園は、世界の人々や文化を理解・尊敬し、
平和で豊かな社会を創るために貢献できる人材を育成します。

教職員の使命
Our Mission

開智学園の教職員は、「主体性」「多様性」「協働性」を持って連携し、
児童・生徒・学生と向き合いながら、社会に貢献できる人材を育てます。

教育目標 – 学習者が目指すこと

探究型の学びにより、自身の得意分野を深化させながら、多様な仲間との関係性を通じて他者を思いやる豊かな心を醸成し、社会との繋がりの中で協働性を学び豊かな未来を創る力を習得する。

主体性
多様性
協働性

主体性

主体的に学ぶ

探究を通して、自分の好きなことや得意なことに取り組み、興味や関心を深め、専門分野で活躍するために主体的に学ぶ

多様性

人との関わりで学ぶ

多様な仲間との関わりの中で幅広く学び、思いやりや公正さなど豊かな心を育み、教科横断の学びを通じて高い教養を身につける

協働性

社会や世界との関わりを基に皆で学ぶ

社会や世界との関わりの中で、豊かな未来を創るために、仲間と共に考えて活動し、協働しながらより深く学ぶ

教育方針 – 教育のあり方・方向性

世界でトップレベルの日本の知識教育と、未来を見据えたグローバルで新しい国際標準の教育を融合した学びを重点的に推進する。

主体的な学び
新時代の学びに対応した学び
学びの融合

主体的な学び

探究型授業やフィールドワークを通し、学習者が主体的に学ぶことで「創造力」「思考力」「発信力」を育成する教育を推進する

新時代の学びに対応した学び

ICTを活用した新しい学びを開発し、劇的に変化する情報社会や技術革新に対応できるスキル教育の推進と21世紀型学力を養成する

学びの融合

母国語である日本語力を深めるとともに英語力を身につけることで、グローバルに社会貢献可能な人材を育成する

開智学園が目指す学習者像

学び(Learning)
好奇心、意欲、向上心をもって(Aspiration)、自分で考え(Thinkers)、探究し(Inquirers)、発信し(Dispatch)、学びを通して豊富な知識を身につけ(Knowledgeable)、学びの振り返りを行い(Reflective)、さらに成長(Development)できる学習者

志(Ambition)
自分の夢・志に向かって(Ambition)、信念を持ち(Belief)、挑戦し(Challenging)、思いやりを持ち(Caring)、人のため、社会のために行動(Action)できる学習者

道徳性(Morality)
智徳体のバランス(Balanced)と広い心を持ち(Open-minded)、世界の人々や文化を理解・尊敬し(Respect)、コミュニケーション力を身につけ(Communication)、公正な(Fairness)判断をもとに行動できる学習者

社会性(Sociality)・自律心(Independence)
より良い社会や組織を創るために、時代や社会変化に即したルールや規則を作り、改正できる力を持ち、マナーやモラルを尊重しながら行動でき、自分自身を律して(Discipline)学び、健康的で精神的に豊かな生活習慣(Self-management skills)と社会性(Social skills)を身につける学習者

ご挨拶

開智学園 名誉学園長 大村 智
開智学園 名誉学園長 大村 智

人間は長い歴史の中で自然から学び、そしてその恵みを利用して生活を豊かにしてきた。
一方で、地球そのものが持つ「生み出す力」を弱めるようになってしまった。
これは人類の存亡にかかわる問題である。
21世紀を生きる若者は人類が直面している諸問題の解決に向けて勇気をもって進んでいただきたい。
そのためには一人の人間としてしっかりとした基礎づくりが必要である。
毎日の地道な観察や体験を通して、あるいはさまざまな文化に広く触れることで、柔軟で豊な創造力、物事を見極める洞察力、そして知識や技術を活かす応用力を身につける一方、 「人を敬愛する、報いる、助ける」といった人徳を高めていただきたい。


〜ノーベル生物学・医学賞受賞(2015年) 薬学博士・理学博士/北里大学特別栄誉教授/学校法人女子美術大学名誉理事長/日本学士院会員瑞宝重光章/文化功労者 他多数受賞

開智学園理事長 青木 徹
開智学園理事長 青木 徹

AI、ロボットの著しい進化、情報のグローバル化は私たちの予測をはるかに超えています。その一方で、目に見えないウィルスに人々は翻弄され、生活や社会が変わろうとしています。
人類はその歴史の中で、英知やたくましく挑戦する力で多くの災害や苦難を乗り越えてきました。
AIやロボットがどんなに進化しても、目標を自ら考え、自らの責任で行動することはできません。ウィルスがどんなに暴れても、私たちはそれに打ち勝つ知恵と行動力を持っています。
2050年、そこにはどのような未来があるのでしょうか。豊かな自然は、平和な世界は、人々の生活は――。
私たちの今の学びが、その時にも生き生きと輝いている、そうした未来に向けた学びを創り、実践していく学校でありたい。
人のため、社会のために学び、「たくましく、創造的に生き抜く力」を育てる学びとともに、「平和で豊かな社会の実現に貢献できる、リーダー・スペシャリスト」を目指して「希望の未来を創る」君たちを待っています。