開智学園の 教員インタビュー

開智高等学校(高等部)の教員を紹介します

吉田 楓

担当教科:保健体育

令和3年4月1日入職

 学生時代の研究内容について

ハンドボールの、ディフェンスにおいてのフリースローの有効性を研究しました。大学時代はハンドボールに打ち込み、ハンドボールの研究室に所属し卒業研究を行いました。

 

担当教科のおもしろいところ

体育は、生徒の腕が向上していく様子や、生徒がその様子を嬉しそうに報告してくれる点が面白いと感じています。「振り返りシート」を活用して、生徒一人ひとりの生の声を聴くことができるのも興味深いです。

保健については、生徒たちで話し合って進めていくのですが、他の教科や単元とつながっていることを理解した生徒たちが、はっとした表情を見せる瞬間には、教師という仕事のやり甲斐を感じます。

どんな授業づくりを目指しているか

学びあうことを意識しています。例えば、バスケットボールを授業で実施する際には、経験者である生徒が主体的に未経験者の生徒に教えてあげること、できる・できないではなく、自分に自信がなくても見たことを伝えることが大事なのだと生徒たちには伝えています。

保健については、生徒たちが主体的に対話することで、お互いに気づきを与えられるような授業づくりを目指しています。

 

教師になろうと思った経緯

物事を教えたときの相手のリアクションが見るのが好きで、最初に先生になりたいと思ったのは中学生のときでした。当時、学級委員や学年長を務めていたことから周りの先生方にも「先生に向いているんじゃないか」と言われ、その頃から教師になることを意識し始めました。

実際に教育実習を終えた後、頂いていた企業の内定を辞退し、教職の道に進むことを決意しました。

開智を選んだ理由

生徒たちが『自分から学んでいく姿勢が強い』という点はすばらしいと思います。私自身、大学でのボランティアの経験から、一から企画し実行することの難しさや大変さは実感しておりました。開智の生徒たちが、行事などの企画を生徒自身で考え、取り組んでいるのを見て、自分にできることがあればサポートしていきたいという思いを抱きました。

 

入職してからのギャップ

入職する前は、開智学園に対してかたいイメージを持っていましたが、実際には明るくて元気な生徒が非常に多かったです。

 

授業での生徒の様子について

非常に積極的で、主体的に授業に取り組んでいます。疑問点があれば積極的に質問を投げかけてくれます。その質問を通して、気づかされることもあり、私自身の学びにもつながっています。

 

開智ならではの授業について

生徒たちが授業の中で自分自身の意見や考えを発表する点は開智ならではであり、大事にしていきたいと考えています。

 

行事について

生徒たちが主体的に積極的に取り組んでいます。生徒たちがどのように行事を作り上げていくのか楽しみにしています。

 

開智生に期待すること

短い3年間のなかで、生徒たちに思いっきり泣き、思いっきり笑ってほしいと思っています。勉強以外にも目を向け、打ち込めるものや興味を持てるもの、人生の糧になるようなものを見つけてほしいです。

 

個人としての抱負・目標について

一年目の教員として多くのことを学び、吸収していきたいと思っています。また、先輩教員の方々の働き方を見ながら学んでいきたいです。
生徒たちが、将来、振り返ったときに「あの時の授業は楽しかったな」と思ってもらえるような授業作りを行っていくのが目標です。